事業システムグランドデザイン コンサルティング

御社の3年後、5年後、10年後の姿はイメージできていますか?
事業ビジョンを描き、これから直近1、2年で重点的に取組むべき課題は明確になっていますか。

現状維持こそ最大のリスク! 

もし事業には”成長”か”衰退”しかないとしたら、あなたの会社の「今」の延長上に、望む未来の姿はあるでしょうか。

日々の経営上の課題をどれだけクリアしたとしても、それが必ずしも事業成長に繋がるとは限りません。「今」の事業をうまくマネージメントすることと、「将来」の姿を描くことは、別次元の課題だからです。

では、事業の成長を推し進めるために、今取組むべきことは何でしょうか。

「顧客」を基軸に、事業の全体像を構想する

つまるところ、どんなビジネスでも「顧客」 に価値・満足を提供することにより、「利益」を獲得しています。よって、成長を続けるためには、「顧客」を基軸に事業システムを設計することが必要です。そのポイントは、大きく2つあります。

1つは、最適な事業モデルの設計。事業モデルが戦略的に正しく設計されていなければ、日常のマネジメント、オペレーション業務を必死に行なったとしても、継続的な事業成長は見込まれません。

もう1つは、オペレーション品質の強化。日々のオペレーションが、顧客満足を提供するために、正しく行なわれているか監視すること。 そして、顧客の視点から常にオペレーション業務の品質を評価して、必要な改善を行っていく仕組みを持つことです。

当社のコンサルティングプログラムは、このような仕組みを事業組織の中に組み入れて再設計することを目的としています。

「戦略的な事業モデル」と「オペレーションを強化する仕組み」を設計することで、事業成長を加速させる事業組織のグランドデザイン(あるべき姿の基本設計図)を描きます。


事業経営を階層構造で捉える

事業システムを再設計する際のポイントは、事業経営をいくつかの階層レベルに分けて思考することです。上位から「ビジョン」「事業モデル」「マネジメント」「オペレーション」と分けて捉えます。これら各レベルを『航海』に喩えてみると分かりやすいかもしれません。

  • 「ビジョン」: 目指している「目的地」
  • 「事業モデル」: 船の「設計図」
  • 「マネジメント」: 状況を監視・舵取りする「コックピット」
  • 「オペレーション」: 各クルーの「持ち場・作業」

これらの階層レベルを意識した上で、最終的に上から下まで一気通貫した事業システム設計を行なうことがポイントとなります。

コンサルティングのアプローチ

当社のコンサルティングプログラムにおいては、具体的には、まず「ビジョン」と「現状」のギャップを明確にし、顕在的・潜在的な課題を確認することから始めます。

次に、現行の事業モデルを確認します。多くの経営者は、自社の業務を詳しく知りすぎているからこそ、複雑に考えがちです。まずは、自社の事業を3つの領域(M/S/P)に分けてモデル化することでシンプルに捉えます。これにより、現在ビジネスが成り立っている仕組みやメカニズムを解き明かし、事業成長の機会点、解決すべき課題の大きな方向性を明らかにしていきます。その上で、新しい事業モデルの検討・再定義を行ないます。

そして、顧客提供価値を高めるためオペレーション品質を向上させる仕組みを設計します。具体的には、御社の顧客が体験するプロセスを描き、その中での重要事項を抽出し、管理すべき指標を抽出します。そして、その数値が悪化した業務プロセスに対する改善活動へと繋げる仕掛けを設計します。

事業システムの設計図「グランドデザイン」を描く

このように、御社が描く未来の姿である「ビジョン」からスタートし、「事業モデル」の確認・再定義を行い、指標を通じて顧客体験を監視する「マネジメントの仕組み」を設けて、「オペレーション」の改善活動を促す仕掛けを設計していきます。

この一連のステップを進めながら、「顧客」を基軸とした、ビジョンからオペレーションまで一気通貫した事業システムの設計図を描きます。

最終的には、御社の向かうべき姿である事業システムの「グランドデザインマップ」が完成します。

そして、デザインした事業システムを実現させるまでの道筋となる「変革ロードマップ」も描いていきます。

このグランドデザインマップを手に入れることで、「マップに描いた姿と現在の状況との差を埋めるには、これから何をすべきか」 を常に考えるようになります。

このことは、将来だけではなく、今現在の意思決定にも大きく影響を及ぼすものとなるでしょう。

今後のビジョンと取組むべき優先事項が明確になる

このように、当プログラムに取組むことで、これまでの延長で何となく事業経営を行なっている状態から、今後どこに向かって進んでいき、そのために直近で取組んでいくべき優先事項が明確になっていきます。  

現代経営の父と称されるピーター・ドラッカー教授曰く、『マネジメントとは(決められた)物事を正しく遂行することである。一方、リーダーシップとは、正しい事を行なうことである』

リーダーである経営者は、「何が正しい事なのか」を知るために、まず目指すべき事業の姿を構想する必要があります。

その上で、「我が社が目指している姿は、こういうものです。そのために、私たちはこれから何に取り組み、何には取組まないのか」 を明確に示していく。 これが経営者の真の役割ではないでしょうか。  

そして、まさに経営者であるあなたが、このようなビジョンに明確に示し、 それに向かって主体的に事業経営の舵取りができる状態を作ること、 これが、当コンサルティングプログラムの最大の狙いです。

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