今年も残りわずかとなりました。
当社は今日で仕事納めとなります。
今年を振り返ると、新しい試みをいくつかしました。
その1つが、「事業成長診断ツアー」です。
この試みの意図ですが、当社はお陰さまで創業9年目を迎え、振り返ると、1社1社のクライアント企業様と深くお付き合いをさせて頂きました。
その一方で、企業規模はさまざまですが、業種は大きく捉えると7〜8種に限定されつつあることに気づきました。
コンサルティングというビジネスだけを考えると、業界・業種が絞られていた方が、効率的というか楽です。 全く新しい業種・業界だと、毎回ゼロから勉強し理解することから始めないといけないからです。 ただ私の場合、それは全く苦にならないし、好奇心の方が勝り、また何と言っても、私自身がさまざまな業種・業界の具体的なビジネスを知ることが、提供できるコンサルティングサービスの付加価値を高めることになると信じているので、業界・業種を限定しないようにしています。
そういう意味では、あらゆる業種・業界のビジネスを知りたいという目標があり、その一貫として、今年の6月、7月と10月に「事象成長診断」というものを敢行しました。。
これは、これまで弊社のコンサルティング等を受けたことがない会社に訪問し、
経営者、幹部の方と約1時間お話をし、その会社の事業成長性、成長ポイントを診断して
簡易レポートを提供するというものです。
事業成長のさまざまなステージの企業がどんな課題を抱え、どんな試みをしているかを
調査する目的であったため、普段なかなかご縁のない業種の会社を選出してお話を聞く必要がありました。
そこで、これまで一度も行なったことがない取り組みをしました。
それは、DMを出すということです。
調査会社から、ある基準に満たす企業の情報を購入し、
今回の無料診断のご案内を郵送しました。
いきなり見ず知らずの会社から無料診断を受けませんかという手紙なので、
全く反応がないかもと思いましたが、結果2%程度の反応があり、
合計19社の経営者とお会いすることが出来ました。
これに加えて、弊社のコンサルティングを受けたことはないが、
知人から紹介してもらった6社にも無料診断を実施したため、
合計25社の会社の経営者・幹部の方のお話を聞くことが出来ました。
【対象企業の条件】
・年商:5億円〜200億円
・従業員数:20名〜500名
・設立年数:5年〜30年
・業績:過去3年黒字決算
この条件の当てはまる25社から事業成長の関する課題をヒヤリングしました。
その結果として、以下のようなランキングに事業成長に対して現在抱える障壁・課題を分類しました。