事業は「成長し続けるか衰退しかない」といいます。
そうであれば、どのように事業成長を仕掛けるべきなのでしょうか。
継続的な成長を続ける企業は、大きく2つの優れた仕掛けをもっています。
1つは、利益を生む「事業モデル」の設計
もう1つは、顧客価値・満足を提供する「オペレーション強化」の仕組み
どれだけ「オペレーション」業務の改善・改良を繰り替えしても、
やはり事業モデルが適切でなければ、得られるべき利益を獲得することができず、
事業成長へのさらなる投資をする余裕が生まれない。
一方、どれだけ素晴らしい「事業モデル」を持っていても、
実際に、顧客への価値・満足を提供するよう正しくオペレーションが回っていなければ、
継続的な収益を生むことができない。
つまり、この2つの要素が同時に満たされていることが、
事業成長を生み出す上でポイントになります。
そのためにも、事業全体の仕組みを再確認して、
必要に応じて事業システムを再設計をする必要があるでしょう。
そして、それには順番があります。
まず、事業経営の階層レベル
(ビジョン ⇒ 事業モデル ⇒ マネジメント ⇒ オペレーション)
を意識します。
そして、上位から順番に確認・再設計をしていきます
なぜなら、上位が下位の内容を規定するからです。
次回のコラムから、個々の階層レベルでのポイントを
順に見ていきましょう。